どうも、信金の窓口係で8年間働いていたひもなびとお申します。
今回は「窓口でのセールスってどうやるの?」という質問に答えていきたいと思います。
私は信金に入るまで「セールスなんて出来る気がしなーい」「いいイメージなーい」「怖い・・・」と思っていました。
もちろん自信満々になることはありませんでしたが、どんな人にどんな言葉をかければいいのかは掴みました。
そしてそのセールスの第一歩として誰でも出来ることを書いてみるので参考になれば嬉しいです。
世の中のセールスのイメージ
セールスをしたい人、セールスをされたい人っていますか?なかなかいませんよね。
私はセールスをしたくもないし、されるのも苦手です。
日頃『セールスをしたい!』と思っている方は私よりセールスのセンスがあるのでこの記事は見なくても大丈夫です(笑)
私が持っていた入社前のセールスのイメージは
①無理やり商品を押し付けられる
②しつこい電話がかかってくる
親も電話がかかってきたら塩対応で切っていましたね。
そんなイメージだからこそ私はセールスをやりたくなかったです(笑)
また、世の中のセールスに対するイメージはこんな物だということも
セールスする上では頭に置いておく事が重要になってきます。
なんでセールスするの?
そもそも何故セールスしなきゃいけないのか。。。
私は、お客様の選択肢を広めるためだと思っています。
「会えるCM」的な感覚ですね。
例えばその時興味がなくても、本当に必要になったときに
「そういえばあそこであー言われたなー」とか思ってもらえたら嬉しいです。
知らないで損することほど悲しいものはありません。
知っていることで家族や自分を守れたら嬉しいですよね。
「セールスってどうせ数字(ノルマ)のためでしょ」って思うかもしれません。
それもあります。でも一番はお客様のためです。
これは本当です。少なくとも私はそうでした。
なぜ数字(ノルマ)が会社にあるのかというのもお客様のためでもありますしね。
信金だとその人のある程度の個人情報がわかるので、その人にあったアドバイスをしやすいんです。
それに様々なお客様のライフプランを見てきているので一般的な話もしやすいです。
お客様の役に立つ情報をいっていることは確かなので安心してくださいね。
その情報を持ち帰ってネットで調べたり、他の金融機関と比べたりしてくれても、それはありがたいです。
むしろ聞き流してもらって、必要になったときに「信金でそんな単語言われたなー」と思い出してくれたら本望です。
セールス方法の紹介
お客様のその日の要件をきちんと満たす
窓口にくるお客様は、必ず用事があるから来ます。
その要望をきちんと満たすことが第一条件です。
挨拶もきちんとするのはもちろんのこと、普通に求められたことをスピーディにできることがセールスをする上での前提です。
それができなかったお客様にはセールスはいったんやめておきましょう。
忙しいそうなお客様へのセールス方法
そして窓口にくるお客様は忙しそうな人が多いです。
会社の昼休みにくる方、有休に来る方、様々ですが自分の要件が済む時間をだいたい把握して来店されます。
そんな方にセールスをしても「どう帰りを切り出そうか…」としかお客様の頭にはないと思うのでなかなか難しいです(笑)
こういう場合のセールス方法は『ただただティッシュを渡す』です。
だいたいその時のキャンペーンだったり通年通して配る用のティッシュが支店に置いてあります。
ティッシュを通帳と返しても返されることはないですし、渡しちゃいます(*’▽’)
その際の声かけは「よかったらどうぞ」くらいにしておきます。
ティッシュやチラシをただ渡すだけでも私は立派なセールスだと思っています。
なのでまだ声かけられない人や、事務処理で手一杯という新人の方には渡す!というセールスをオススメします。
キャンペーンの商品だけをしっかりとセールスしてみる
信金では定期預金のキャンペーンなど2〜3ヶ月やっているキャンペーンがあります。
そのキャンペーンのみをチラシを渡しながらセールスしてみます。
定期預金のキャンペーンならどんな人に案内しても大丈夫です。
セールスは年齢や預金残高や家族構成に合わせて商品を吟味してオススメするのですが、
はじめからそれは出来ません。
定期預金のキャンペーンなら誰にでもセールスしても失礼はないのでとりあえずチラシを渡しつつ説明してみます。
「〇〇日までやっているのでぜひ」
だけでもはじめはいいと思います!
まずはお客様に声をかけることに慣れましょう( ・∇・)
先輩のセールスを盗む
窓口だと必ず隣に先輩がいます。
その先輩のセールスをそのまま盗みましょう。
先輩はどのタイミングでどんな言葉を掛けているのか、雰囲気づくりを盗む事が大切です。
ちょっと先輩や同期にセールスしてみることも大切です。
実際に声に出して聞いてもらうと本番でもすんなり出ますし
照れも消えます。
私はセールスに置いてはじめは怖さと同じくらい照れもあったんです(笑)
でも先輩に日ごろ聞いてもらうことで照れは全くなくなりましたね。
するとお客様にスパッとセールスを断れた時も動じなくなりました♪
電話セールスをたくさんする
正直はじめのうちは事務手続きに時間がかかってしまってセールスどころじゃない事が多いです。
なので、電話セールスでなれるようにしていました。
電話でも窓口でも基本話すことは同じなので、GOODです。
しかも窓口だと顔を見て話せるので、電話セールスに慣れてしまえば
とっても話しやすく感じますよ♪
まとめ
いかがだったでしょうか。
今回は初心者のための窓口セールス方法を紹介しました。
セールスはお客様対応がしっかりと出来た上でできることです。
まずは手続きをスムーズにできるようになるように頑張りましょう♪
そしてセールスしなきゃなんて気張らずに、
「こんなのやってますよー」と知ってもらうCM感覚ではじめは十分です!!
これができるようになった後の応用編はまたブログで書きたいと思います( ・∇・)
「獲得したい!」より「知ってもらいたい!」という気持ちを大切にセールスしてくれたら嬉しいです。
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